Rails アソシエーションの設定方法とメリット
May 15th, 2021
1:多の関係イメージ図
- 一人のuserが0以上のbookと紐づいており、
- 1冊のbookは必ず誰かuser一人と紐づいている。
アソシエーションの設定は大きく捉えて2つだけ
- モデルに関係性を定義
- Userモデルに
has_many :booksの設定を定義する - Bookモデルに
belongs_to :userの設定を定義する -
idレベルで紐付け
「Nが」
相手のidを相手のモデル名_idに保持している *主キー(id)と外部キー(user_id)の紐付け
設定方法は分かったけど...アソシエーションで嬉しいこととは？
その１: userのインスタンス.books で
紐づいたbookを全て取得できる
その２: bookのインスタンス.user で
紐づいたuserを一人取得できる
互いに紐づくモノを取得できるということですね。
実際に検証してみました！😲
前提
このようなデータベースのテーブルがあるとします
usersテーブル |id|name|introduction| |---|---|---| |1|メンター太郎|Rubyが得意です| |2|メンター二郎|HTML/CSSが得意です| |3|ねずこ|鬼滅の主人公の妹です。。。|
booksテーブル |id|title|body|user_id| |---|---|---|---| |1|Ruby on Railsデザインパターン|仕組みがよく分かった！|1| |2|HTML/CSSデザインパターン|デザインパターンが増えた！|2| |3|鬼滅の刃|面白かった！|3| |4|星の王子様|大切なものとは何か考えさせられた。。。|1|
rails cではこのように取得できます
> rails c
> User.all # データベースから全てのUserを取得
[#<user id: 1, name: 'メンター太郎', introduction: 'Rubyが得意です', ... >
#<user id: 2, name: 'メンター二郎', introduction: 'HTML/CSSが得意です', ... >
#<user id: 3, name: 'ねずこ', introduction: '鬼滅の主人公の妹です。。。', ... >]> rails c
> Book.all # データベースから全てのBookを取得
[#<book id: 1, title: 'Ruby on Railsデザインパターン', body: '仕組みがよく分かった！', user_id: 1, ... >,
#<book id: 2, title: 'HTML/CSSデザインパターン', body: 'デザインパターンが増えた！', user_id: 2, ... >,
#<book id: 3, title: '鬼滅の刃', body: '面白かった！', user_id: 3, ... >,
#<book id: 4, title: '星の王子様', body: '大切なものとは何か考えさせられた。。。', user_id: 1, ... >]実際に実験してみる
rails console で実験してみると...
❯ rails c
Running via Spring preloader in process 16083
Loading development environment (Rails 5.2.4.3)
[1] pry(main)> user_instance = User.find(1)
User Load (0.5ms) SELECT "users".* FROM "users" WHERE "users"."id" = ? LIMIT ? [["id", 1], ["LIMIT", 1]]
=> #<User id: 1, name: 'メンター太郎', introduction: 'Rubyが得意です', ... >
[2] pry(main)> user_instance.books
Book Load (0.7ms) SELECT "books".* FROM "books" WHERE "books"."user_id" = ? [["user_id", 1]]
=> [#<Book id: 1, title: 'Ruby on Railsデザインパターン', body: '仕組みがよく分かった！', user_id: 1, ... >,
#<Book id: 4, title: '星の王子様': '大切なものとは何か考えさせられた。。。', user_id: 1, ...> ]idが1のuserからuser_idが1のbookを2つ割り出せました。